国立小学校の受験を控えている娘。
我が家は、塾や幼児教室に通わないという選択をしました(講習会、模擬試験は参加しています)。
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そんな中、先日3回目の講習会に参加してきました。
そして、それがきっかけとなり、私達親子は、ある決断をしました。
今回は、ストレスを感じないために対策を講じた私達親子の決断についてまとめました。
少しでもどなたかのお役に立てましたら幸いです。
目次
小学校受験にストレスは付き物?

私は、全然そんな風に思っていません。
むしろ、子供にストレスや心の負担を与えてしまうくらいなら、受験なんてきっぱりやめてしまおうと思っています。
幼稚園児なんて、お勉強よりお友達や外で遊ぶほうが楽しいに決まっています。
5歳の娘にとって、今後の受験対策が重荷にならないだろうか?
私は娘を叱らず、他のお子様と比較することなく、ゆったりとした気持ちを最後まで保つことができるのだろうか?
もし、娘が小学校受験をストレスだと感じてしまったら?
もし、自分自身がストレスを抱えることになったら?
娘の小学校受験を決意したとき、何度も自分の心に問いました。
しかし答えはいつも、一緒でした。
そこまでして小学校受験を乗り越える必要はない。
もしそうなったら、きっぱりやめてしまおう、と決めていました。
そして、我が家は、受験対策のために塾や幼児教室へは通わないという選択をしました。
そもそも塾や幼児教室に通わないことを選択した理由

私には完璧主義なところがあり、塾や幼児教室に週1ペースで通ってしまうと、娘を絶対に合格に導かなくてはいけない!という大きな使命感に支配されてしまうことが容易に想像できました。
娘を他の生徒さんと比較し、少しでも何かが出来ないとストレスを抱えてしまうだろうなと思いました。
そして、娘はそんな私を察して、不安定になりそうな気がしました。
娘が受験するのは、国立小学校です。
何となく、それまで続けてきた家庭学習に、過去問題集などをプラスし対策を進めれば補えるのではないかという気がしてなりませんでした。
それなのに、通塾は、私にとってはストレスをお金で買うようなもの。
絶対に避けるべきであるという予感がしました。
けれど、模擬試験と、娘の苦手分野の講習会はできれば参加しておこうと思いました。
最初は好調だった講習会の受講ですが、3回目の講習会の当日、娘が「嫌だ!」「行きたくない!」と言い始めました。
「嫌だ!」「やめたい!」「行きたくない!」は想定内

娘が嫌だと言ったら?
もうやめたいと言ったら?
講習会なんて行きたくない!と言いだしたら?
はじめての講習会に参加する前から、私は心の準備をしていました。
そして、一度は説得して、それでもだめなら講習会への参加はやめてしまおう、と決めていました。
習い事や家庭学習などにおいては別ですが、講習会については、それがストレスになるくらいなら、受講しないくていいと思っていました。
娘は、悪く言うと「わがまま」。
よく言うと「自分の意見をはっきりと伝えることができる子」です。
正直、娘が言いだした時には「きたか!」とドキっとしました。
しかし、すぐに気持ちを持ち直し、「今日はもう申し込んでしまったから、行こう」と説得しました。
なぜなら、私が一番不安を感じていた「歌と踊り」の分野別講習会だったからです。
そして、包み隠さず、そのようなことも娘に話しました。
娘は、「分かった!今日は行こう!」と決意してくれました。
家で対策をしていたので、講習会でも戸惑うことなく、やるべきことをやれていた娘をみて、少し安心しました。
帰りの車の中で、もう一度娘の意見を聞いてみよう、それでもだめなら、講習会へはもう行かない、と私の心は決まっていました。
講習会への参加で得たもの

帰りの車の中での娘の返答は、こうでした。
「あんなに大きな声で、しかも3回も名前言わされるのが、意味がわからない。やっぱりやだ!」
娘だけではなく、参加者全員でしたが、私も(確かに!)と内心思ってしまいました。
私自身が娘の立場だったら、やはり、嫌、だからです。
「分かったよ。講習会、あと残り4回あったけど、もう行くのやめよう!でも、模擬試験は2回、本番の準備で受けようね!」と約束しました。
たった3回の講習会受講ですが、得たものは沢山ありました。
ひとつは、娘の成長です。
まず、他の参加者を見て、刺激を受けたようでした。
家庭での対策も、自分から「やろう!」「もっとやりたい!」と積極的になりました。
習い事や、外出先での態度が明らかに変わりました。
返事の仕方、あいさつ、答え方、全てにキラリと光るものが出てきました。
また、講習会での娘の様子を見て、これなら大丈夫!というものを感じました。
しかし、感じたものは、そういった安心感だけではありませんでした。
やはり、講習会に参加するたびに持ち帰る「焦り」。
そして、それが私達親子にとっては、必要のないものであるということがはっきりと分かりました。
あらためて、塾や幼児教室は通わないという選択をして間違いなかったと確信できました。
たった3回の講習会受講でしたが、そのように得られたものは十分すぎるくらいにありました。
思っていた以上に自分の心が軽くなった

娘が「もう行きたくない!」と言って決断したことでしたが、私も思っていた以上にストレスを感じていたんだなということがあらためて分かりました。
娘に「分かった!もういいよ!無理してまでいかなくていい!」と言ったあと、ふっと心が軽くなったのを感じました。
楽しんで受験対策をし、受験当日を迎えたいという当初からの思いを、もう一度取り戻しました。
「おうちで、今まで通り楽しくできることをやって、自信をつけていこうね!」
と2人で決意を固めました。
もしかして、娘に少しきつく言ってしまったことがあったかな?
知らず知らずのうちに、求めすぎてしまったかな?
我慢しないで「やめたい!」って言ってくれてありがとう!
不思議なもので、その瞬間から、私も娘も、一気に受験が楽しいこと、ワクワクすること、に変わったのを感じました。
まとめ

小学校受験対策における通塾は、お子様のタイプによっても分かれる気がします。
お母様との信頼関係がしっかりと確立されていて、その上でお子様が頑張れるタイプでしたら、通塾は何も問題ないと思います。
反対に、ビクビクしてしまう、またはストレスを感じやすいタイプのお子様には、少し難しい選択かもしれません。
受験対策の塾や幼児教室は、受験の約1年前から本格的に始まることが多いです。
子供にとっての1年って、大人が感じるより、ずっと長いものだと思います。
合否は別として、その1年を乗り越えただけで、立派だと褒めてあげるべきことです。
そして、親子二人三脚、ひとつの目標に向かって何かをやり遂げたという経験は、誰にも奪うことはできません。
ストレスは覚悟しています!当たり前です!
という親御さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、私にはやはり、無理でした。
あと3か月、家庭で楽しみながら、そしてのびのびとした気持ちで、娘と受験対策に励みたいと思っています。
私達親子の体験が、少しでもどなたかの参考になりましたら幸いです。
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